トーベ・ヤンソン展

横浜そごうでの展示は終わってしまいましたが、11月末にムーミンの作者のトーベ・ヤンソン展に行ってきました。ムーミンばかりでなく、油絵も50点ほど展示されていました。



ムーミンの原画はとても細かくて可愛かったです。初期のムーミンはちょっと怖い顔していました。ムーミンってアニメ版と違って原作では案外暗い子ですよね。



写真はトーベさんが夏の間過ごした、クルーヴハル島での別荘を再現したものです。
とても過ごしやすそうですよね。

オルセー美術館展〜印象派の誕生ー描くことの自由ー

10月20日で終了の新国立美術館で開催中の「オルセー美術館展」にやっと行くことができました。
一人だったので音声ガイドを借りてゆっくり見学してきました。友達を見るのもいいけれど、じっくりと絵と向き合うのもいいですね。



ミレーの「晩鐘」やモネの「草上の昼食」など有名な作品のほか、特にポスターにもなっているマネの「笛を吹く少年」は幼少期にいとこからもらった少年少女文学全集の表紙にもなっていたのでぜひ本物を見たいと思っていました。
思ったより大きな絵でしたね。静かなのに深い感じがする作品だと思いました。

音声ガイドでは「笛を吹く少年」の笛「ファイフ」の再現楽器による音色を聴くことができて興味深かったです。音声ガイドっていつも借りるわけではないですが、たまに借りるといろいろ発見があってよいですね。ナビゲーターの東出昌大さんナレーターの秀島史香さんの声も落ち着いていて良かったです。
秋なのでまだまだ美術館めぐりしたいな〜。

アート・アクアリウム

日本橋のコレドでずっと見たかった「アート・アクアリウム」を観てきました。平日にも関わらず、混み合っていましたがセブンイレブンで事前に入場券を買っておいたので待たずに入れました。



ものすごい数の金魚、とっても幻想的でうっとりとしてしまいます。



いつエサを与えているのか、水が全く濁っていないし空気を入れるブクブクも付いていないのに金魚が大丈夫なのは特殊なお水と濾過システムが付いているらしいです。



金魚の動きが早くなかなか写すのは難しい。



地球儀型の巨大円形水槽。悠々と泳ぐ金魚をぼ〜っと見てしまいます。それにしてもどこから金魚を入れたのかな？最後には短いですが、金魚のプロジェクションマッピングもあって楽しめました。人が少なくなったらもう一度ゆっくり見学したいな〜。

SIMONDOLL 四谷シモン

横浜そごうで開催中（〜７月６日）の人形作家四谷シモンさんの展覧会「SIMONDOLL」。
四谷シモンさんの球体関節人形…一度見てみたいと思っていました。
天使のように無垢な表情のものもあれば、内臓が見えてる少年の人形、セクシーな下着姿の女性の人形、泥まみれで転がっている少し怖いものもありました。命が宿っているかのような圧倒的な存在感。天使やキリスト像など宗教画的なモチーフも多数見受けられました。
綺麗だけどグロテスクでもあり、素敵なお人形たちでした。

写真OKのコーナーがあったので撮ってみました。



お人形の体がバラバラに置いてあるのが少し怖いアトリエ。



遠くからでも存在感を放っています。



静かで意志的なお顔ですね。

杉本祐子個展 selfish,yuko sugimoto

銀座のポーラミュージアムアネックスで開催中のイラストレーター杉本祐子さんの個展に行ってきました。
「VOCE」など美容雑誌やファッション誌などでおしゃれで可愛い女の子のイラストを数多く発表されていましたので、このイラストに見覚えのある方も多いのではないでしょうか。POPで可愛いイラストが私も好きだったのですが、2011年に急逝されていたことを最近知りました。



原画もおしゃれで軽やかなタッチがとても魅力的でした。原画欲しいなぁ～！と思いつつ取り急ぎポストカードを購入して部屋に飾っています。