まほろ駅前多田便利軒

電気を使わない余暇の過ごし方ということで、この1ヶ月は読書の時間が増えました。

その中の１冊、三浦しをんさんの「まほろ駅前多田便利軒」。瑛太・松田龍平主演で映画化され、もうすぐ公開されますね。「まほろ駅」は、東京都町田市の町田駅前がモデルになっていると言われていますが、町田は子供の頃からよく遊びに行ったり、今も買い物に行く場所なので、大変興味深く読みました。
バツイチで便利屋を営む多田に高校時代の同級生・行天が転がりこみ、いろいろな事件が起こる・・・という内容ですが、１話完結の複数のエピソードで構成されていて、とても面白かったです。
笑えるところもあり、ホロリとくるところもあり、読んだ後はほっこりします。
主人公多田は小説だと３０代前半くらいのイメージなので、瑛太じゃちょっと若すぎるんじゃ・・・？と思いましたが、きっと瑛太なら上手に演じてくれる事だと思います。（瑛太の雰囲気・自然体の演技が好きです）

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

• 作者: 三浦 しをん
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 2009/01/09
• メディア: 文庫

http://mahoro.asmik-ace.co.jp/

映画の公式サイトにロケマップが載っています。
町田によく行く人だったら、大興奮の内容だと思います。「町田駅」の近くの映画館で見たいところですが、残念なことに今、町田駅前には映画館がありません。昔はあったのですが・・・。ぜひ映画館は復活させて欲しいと思います。